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6/22
16:21
顔認証を活用した決済サービスが拡大する。ヤマダホールディングス<9831.T>はトリプルアイズ<5026.T>の技術を採用。大阪メトロも駅ナカ店舗での実証実験に取り組む。関連銘柄に注目したい。
<トリプルアイが好人気>
ヤマダHDの顔認証サービスは、客が顔の画像を登録することで店舗での決済なしに買い物ができる。2020年2月に開始したが、これまで1度も誤認識がないという。従来はカード会員に限定してきたが、このほど銀行口座の「ヤマダNEOBANK口座」を開設した顧客も対象に加えた。
トリプルアイは、このサービスの認証技術を提供している。同社の画像認識プラットフォームの「AIZE」は、独自開発のAI(人工知能)を用い、顔認識機能を顧客のアプリに実装する。21日の株価はストップ高した。
大阪メトロは4月から御堂筋線梅田駅で顔認証決済の実証実験を行っている。コロナ禍に対応し、マスクを付けたままでも認証が可能なシステムだ。NEC<6701.T>が技術を提供。地下鉄の改札機への導入も目指し、2025年の大阪・関西万博の前の24年度に実用化する見通し。
顔認証をめぐっては、海外でも米国のアップルやグーグル、マイクロソフトなどがパスワードのいらないログインシステムの開発に共同で取り組んでいる。顔や指紋などの生体情報が本格的に電子デバイスのセキュリティーを担う時代が迫っている。
<高千穂交やヘッドウォー注目>
貨幣処理機のグローリー<6457.T>は、通貨識別のノウハウを活用した顔認証ソリューションを手掛ける。アイ・エス・ビー<9702.T>は画像認証AIベンチャのデータスコープ(東京都中央区)と組み、顔認証を活用した入退室管理システムを投入した。
高千穂交易<2676.T>は、ディープラーニング(深層学習)を駆使し、マスクやサングラスを着けていても本人を確認できる監視カメラを開発。上昇基調の株価は05年の高値2150円を目指す動きだ。AIソリューションのヘッドウォータース<4011.T>は顔認証決済プラットフォームを手掛け、無人店舗での採用実績を持つ。マイクロソフトのパートナープログラムの認定制度「ゴールドクラウドプラットフォームコンピテンシー」も取得するなど技術面でも定評がある。
提供:モーニングスター社
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6/8
16:09
7月に行われる参院選を前に、物価高対策として新たな現金給付の構想が浮上している。消費拡大につながる可能性があるだけに、実現すればスーパーやドラッグストア株に追い風が吹きそうだ。
<家計支援、スーパーやドラッグストア恩恵も>
参院選の公約として、国民民主党が国民1人につき10万円の「インフレ手当」の給付を盛り込むと発表した。食料品をはじめ、幅広い商品やサービス価格の高騰を背景に、値上がり分を補てんし家計を支援する狙いだ。
現金給付に対しては「ばらまき」との批判があるほか、公明党が発案した子育て世帯への10万円給付は実務面で混乱を招いた。ただ、今回の案は物価高対策を旗印としているため、有権者の理解を得やすいとみられる。
関連するテーマが生活防衛だろう。スーパーやドラッグストアでの消費に回ることが予想され、ライフコーポレーション<8194.T>やバローホールディングス<9956.T>、アインホールディングス<9627.T>、サンドラッグ<9989.T>などに追い風とみられる。「業務スーパー」の神戸物産<3038.T>は、給付金による冷凍食品などの買いだめ需要も想定される。
<消費減税は実現性低く>
このほか、ホームセンターのコメリ<8218.T>やコーナン商事<7516.T>や、量販店「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(パンパシI)<7532.T>なども消費関連としてマークしたい。
一方、国民民主はインフレ手当とともに、消費税率を時限的に5%に引き下げる案も打ち出している。実現性は低いが、この場合は高額商品の購入を促す。家電量販店のヤマダホールディングス<9831.T>やビックカメラ<3048.T>、百貨店の高島屋<8233.T>、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>などが浮上する。
提供:モーニングスター社
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6/8
09:54
◎野村証券(3段階・Buy>ニュートラル>リデュース)
日ハム<2282.T>――「Buy」→「Buy」、5900円→5400円
ニチバン<4218.T>――「Buy」→「Buy」、2435円→2380円
マキタ<6586.T>――「Buy」→「Buy」、4700円→4000円
ソフバンG<9984.T>――「Buy」→「Buy」、8000円→7630円
プリマハム<2281.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、2600円→2300円
伊藤ハム米久<2296.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、735円→700円
サイバー<4751.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、1570円→1550円
アマダ<6113.T>――「ニュートラル」→「ニュートラル」、1320円→1200円
◎大和証券(5段階・1>2>3>4>5)
ヤマダHD<9831.T>――「1」→「1」、680円→630円
三井金<5706.T>――「2」→「2」、3900円→4200円
スズキ<7269.T>――「2」→「2」、6500円→5200円
資生堂<4911.T>――「3」→「3」、6440円→5780円
住友鉱<5713.T>――「3」→「3」、4500円→5300円
DOWA<5714.T>――「3」→「3」、5000円→5300円
マクセル<6810.T>――「3」→「3」、1200円→1425円
◎SMBC日興証券(3段階・1>2>3、中小型株・成長株分類はA>B>C)
日揮HD<1963.T>――「1」→「1」、1500円→2500円
TOYO<5105.T>――「1」→「1」、2200円→2600円
三菱重工<7011.T>――「1」→「1」、5600円→6500円
IHI<7013.T>――「1」→「1」、4000円→6000円
GセブンHD<7508.T>――「1」→「1」、2700円→2300円
MTG<7806.T>――「1」→「1」、2500円→2200円
タカラトミー<7867.T>――「1」→「1」、2000円→2200円
ファンケル<4921.T>――「2」→「2」、3830円→3210円
浜ゴム<5101.T>――「2」→「2」、2100円→2300円
ブリヂス<5108.T>――「2」→「2」、4900円→5100円
住友ゴム<5110.T>――「2」→「2」、1100円→1200円
航空電子<6807.T>――「2」→「2」、2500円→2400円
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5/13
09:53
◎みずほ証券(3段階・買い>中立>アンダーパフォーム)
パンパシI<7532.T>――「買い」→「買い」、2700円→2600円
ケーズHD<8282.T>――「買い」→「買い」、1650円→1550円
ヤマダHD<9831.T>――「買い」→「買い」、670円→760円
◎三菱UFJモルガン・スタンレー証券(3段階・オーバーウエート>ニュートラル>アンダーウエート、中・小型株分類はBuy>Hold>Sell)
インフォコム<4348.T>――「オーバーウエート」→「オーバーウエート」、5300円→5100円
SMS<2175.T>――「Buy」→「Buy」、4200円→4000円
◎岡三証券(3段階・強気>中立>弱気)
マニー<7730.T>――「強気」→「強気」、2600円→2500円
◎東海東京証券(3段階・アウトパフォーム>ニュートラル>アンダーパフォーム)
エムスリー<2413.T>――「アウトパフォーム」→「アウトパフォーム」、8500円→5970円
◎岩井コスモ証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
ソニーG<6758.T>――「A」→「A」、16000円→15000円
スクリン<7735.T>――「A」→「A」、15500円→16300円
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5/10
14:17
10日午後2時15分時点の日経平均株価は、前日比133円14銭安の2万6186円20銭。後場は、先物売りに弱基調で始まり、一時は前場終値を108円弱下回る2万5966円66銭(前日比352円68銭安)まで軟化した。その後は、時間外取引での米株価指数先物高を支えに持ち直し、足元では2万6200円手前の水準で推移している。
午後2時10分頃の出来高上位銘柄(東証プライム)
・ヤマダHD<9831.T>
・東電力HD<9501.T>
・三菱UFJ<8306.T>
・ZHD<4689.T>
・トヨタ<7203.T>
午後2時10分頃の売買代金上位銘柄(東証プライム)
・レーザーテク<6920.T>
・郵船<9101.T>
・川崎汽<9107.T>
・ソフバンG<9984.T>
・東エレク<8035.T>
提供:モーニングスター社