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5/19
10:28
◎水戸証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
イビデン<4062.T>――「B+」→「A」、8400円→6200円
◎SBI証券(3段階・買い>中立>売り)
ANA<9202.T>――「買い」→「中立」、2690円→2450円
提供:モーニングスター社
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5/12
16:26
日本が新型コロナウイルス対策の緩和に大きくかじを切りつつある中で、コロナ禍で収益が悪化した企業の業績回復期待が高まっている。先行して経済の正常化に乗り出した欧米の例から、関連銘柄とサービス業PMI(購買担当者指数)の連動性に注目する見方もある。
<GoToトラベル再開も>
新型コロナをめぐっては、日本政府が入国上限を6月中にも2万人と現行の倍に拡大する方針が伝わった。また、東京都医師会の尾崎会長は直近、屋外でのマスク着用を見直すことに前向きな見解を示した。感染対策の取られた飲食店への営業制限の要請も既に撤廃されている。
日本の新型コロナの新規感染者数は、ゴールデンウイークを挟んで増加に転じている。しかし、移動制限を伴わない大型連休だっただけに、政府としては想定内の現象だろう。10日は全国で4万1990人と前週の同じ曜日から1万1563人増えたが、前々週比では1558人の増加にとどまる。
最近の大手メディアの世論調査においても、新型コロナをめぐって経済活動を優先するべきとする意見や、水際対策の緩和を支持する声が優勢になっている。このままの状況が想定外の悪化に至らなければ、リオープン(経済活動の再開)の動きは一段と強まるとみられ、観光業支援策「GoToトラベル」再開も視野に入る。
<サービス業PMI動向を注視>
野村証券がコロナ元年の2020年に業績と株価リターンが大きく悪化した銘柄のバスケットを作成し、19年末をゼロとしたパフォーマンスの推移を検証した。それによれば、リオープンが日本より先行した欧米(構成銘柄の対象指数は米国がS&P500、欧州がSTOXX600)ではサービス業PMI(6カ月移動平均)が55まで持ち直したタイミングと株価のコロナ前水準回復がおおむね一致した。
日本のサービス業PMIは依然としてこの「55」を下回る状況にあり、関連銘柄の株価もコロナ前を回復していないケースが多い。しかし、欧米に遅行してのリオープンが個人消費を刺激することで、PMIと相場のキャッチアップが期待される。
同証券は20年に業績と株価リターンが大きく悪化した日本株についてもバスケットを作成(表参照)。19年末の株価をまだ回復していないものも多く、今後再評価が進む可能性がある。
20年に業績と株価が大きく悪化した銘柄
銘柄(コード) 11日前場 19年末
三越伊勢丹<3099.T> 960円 984円
三菱自<7211.T> 346円 458円
第一興商<7458.T> 3500円 5730円
リコー<7752.T> 1046円 1192円
シチズン時計<7762.T> 487円 597円
サンリオ<8136.T> 2518円 2149円
高島屋<8233.T> 1190円 1228円
H2Oリテイ<8242.T> 862円 1227円
相鉄HD<9003.T> 2232円 2965円
東急<9005.T> 1573円 2019円
京急<9006.T> 1287円 2110円
JR東日本<9020.T> 6561円 9858円
JR西日本<9021.T> 4728円 9441円
JR東海<9022.T> 16070円 22000円
西武HD<9024.T> 1289円 1795円
近鉄GHD<9041.T> 3715円 5920円
阪急阪神<9042.T> 3410円 4680円
南海電鉄<9044.T> 2482円 2966円
名鉄<9048.T> 2150円 3390円
JR九州<9142.T> 2574円 3650円
JAL<9201.T> 2139円 3397円
ANA<9202.T> 2425円 3642円
松竹<9601.T> 12660円 16480円
日空ビル<9706.T> 5200円 6090円
吉野家HD<9861.T> 2385円 2902円
(注)5/9付野村証券リポートから。
提供:モーニングスター社
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5/11
16:13
近未来の医療のモデルとなる「デジタル田園健康特区」構想が動きだす。遠隔診療などの関連株に追い風が吹きそうだ。
<最先端IT医療普及へ地ならし、本命は富士通>
政府は地域の健康や医療サービスの技術革新を目指すデジタル田園健康特区について、このほど岡山県吉備中央町と石川県加賀市、長野県茅野市を指定した。岸田首相が掲げる「デジタル田園都市構想」の一環として、ITを駆使した最先端の医療サービスなどに取り組む。
具体的には、遠隔診療を推進するほか、健康・医療情報の一元管理を進め、さらに高齢者の移動支援やタクシーによる医薬品の配送、救急救命士や看護師の役割拡大も試みる。
関連株の本命は、吉備中央町が連携する富士通<6702.T>。同社はネットワークの構築や遠隔診療、情報システムなどを担い、特区の実証実験後に想定される全国展開の局面でも優位に立ちそうだ。医療のオンライン化ではメドレー<4480.T>なども浮上する。
<次世代救急車の第一実、エムティアなども>
また、緊急医療に絡んでは、救急救命士が搬送中に超音波検査や尿検査を行えるようにする。救急車の役割が増すため、先進技術を取り入れた特殊救護車を取り扱う第一実業<8059.T>が注目される。
移動支援サービスでは、マイナンバー(社会保障・税番号)を活用した通院時の運賃割引や、タクシーで人と医薬品などを同時に配送できる「貨客混在輸送」などが認可される。子会社がタクシー配車システムを手掛けるFIG<4392.T>や、MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)アプリを展開するアディッシュ<7093.T>、情報管理システムの両毛システムズ<9691.T>などが面白そうだ。
このほか、ドローン(小型無人飛行機)による医薬品の配送でACSL<6232.T>やANAホールディングス<9202.T>、母子手帳のデジタル化や生活・子育て情報との共有に関連するエムティーアイ<9438.T>も有力だ。
提供:モーニングスター社
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5/2
07:48
▽イルグルム<3690.T>、ECサイト構築などを手がけるボクブロック(東京都千代田区)の株式を取得し子会社化
▽新京成<9014.T>、京成<9009.T>が同社株1株に対し京成株0.82株を割り当てる株式交換により完全子会社化
▽日山村硝<5210.T>、22年3月期の連結業績予想を下方修正し最終赤字が拡大する見込みに
▽日本興業<5279.T>、23年3月期の連結業績は2ケタの経常減益を予想
▽日本電設<1950.T>、23年3月期は連結営業利益26.6%増を見込み増配予定
▽京セラ<6971.T>、23年3月期は連結営業利益16.8%増を見込み増配予定
▽アサガミ<9311.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、営業利益3倍超見通しに
▽アズーム<3496.T>、第2四半期累計(21年10月−22年3月)の連結決算で営業利益66.7%増、自社株買いも
▽ラサ工業<4022.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、自社株買いも
▽日電子<6951.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽スクロール<8005.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽高砂香<4914.T>、22年3月期の連結利益予想を上方修正、期末配当増額
▽クリエイト<3024.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽アイネス<9742.T>、23年3月期は連結営業利益68.1%増を見込む
▽村田製<6981.T>、23年3月期は連結営業利益3.8%増を見込み増配予定に自社株い買いも
▽JR西日本<9021.T>、23年3月期は連結営業損益300億円の黒字(前期は1190億9100万円の赤字)を見込み自社株い買いも
▽三菱鉛筆<7976.T>、第1四半期(22年1−3月)の連結決算で営業利益34.6%増、自己株式の取得・消却も
▽DTS<9682.T>、23年3月期は連結営業利益1.8%増を見込み記念配当付与、自己株式の取得・消却も
▽三菱倉<9301.T>、23年3月期は連結営業利益7.4%減を見込むも2円増配予定に自己株式の取得・消却も
▽伯東<7433.T>、23年3月期は連結営業利益4.2%減を見込み自己株式の取得・消却を決定
▽主な業績予想(損益予想のみを含む)の上方修正=朝日工<1975.T>、タウンニュース<2481.T>、タイガーポリ<4231.T>、住友ファーマ<4506.T>、ポーラオルビスHD<4927.T>、豊和工<6203.T>、協栄産<6973.T>、タムロン<7740.T>、筑波銀行<8338.T>、ケイヒン<9312.T>、レノバ<9519.T>
▽主な業績予想(損益予想のみを含む)の下方修正=三機工<1961.T>、JエスコムH<3779.T>、クレハ<4023.T>、寺岡製<4987.T>
▽池上通信機<6771.T>、22年3月期の連結業績予想を下方修正、期末配当減額
▽主な決算発表=山崎パン<2212.T>、NSSOL<2327.T>、JT<2914.T>、MRO<3064.T>、メルカリ<4385.T>、ZHD<4689.T>、日電硝子<5214.T>、TOTO<5332.T>、コマツ<6301.T>、タダノ<6395.T>、日立<6501.T>、NEC<6701.T>、富士通<6702.T>、エプソン<6724.T>、アンリツ<6754.T>、アルプスA<6770.T>、スタンレー<6923.T>、ネットワン<7518.T>、JSP<7942.T>、明和産<8103.T>、東武<9001.T>、日立物流<9086.T>、SGHD<9143.T>、ANA<9202.T>
▽主な配当予想の修正=メディパル<7459.T>
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4/28
16:21
▽日本電設<1950.T>、23年3月期は連結営業利益26.6%増を見込み増配予定
▽京セラ<6971.T>、23年3月期は連結営業利益16.8%増を見込み増配予定
▽アサガミ<9311.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、営業利益3倍超見通しに
▽アズーム<3496.T>、第2四半期累計(21年10月−22年3月)の連結決算で営業利益66.7%増、自社株買いも
▽ラサ工業<4022.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、自社株買いも
▽日電子<6951.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽スクロール<8005.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽高砂香<4914.T>、22年3月期の連結利益予想を上方修正、期末配当増額
▽クリエイト<3024.T>、22年3月期の連結業績予想を上方修正、期末配当増額
▽アイネス<9742.T>、23年3月期は連結営業利益68.1%増を見込む
▽村田製<6981.T>、23年3月期は連結営業利益3.8%増を見込み増配予定に自社株い買いも
▽JR西日本<9021.T>、23年3月期は連結営業損益300億円の黒字(前期は1190億9100万円の赤字)を見込み自社株い買いも
▽三菱鉛筆<7976.T>、第1四半期(22年1−3月)の連結決算で営業利益34.6%増、自己株式の取得・消却も
▽DTS<9682.T>、23年3月期は連結営業利益1.8%増を見込み記念配当付与、自己株式の取得・消却も
▽三菱倉<9301.T>、23年3月期は連結営業利益7.4%減を見込むも2円増配予定に自己株式の取得・消却も
▽伯東<7433.T>、23年3月期は連結営業利益4.2%減を見込み自己株式の取得・消却を決定
▽主な業績予想(損益予想のみを含む)の上方修正=朝日工<1975.T>、タウンニュース<2481.T>、タイガーポリ<4231.T>、住友ファーマ<4506.T>、ポーラオルビスHD<4927.T>、豊和工<6203.T>、協栄産<6973.T>、タムロン<7740.T>、筑波銀行<8338.T>、ケイヒン<9312.T>、レノバ<9519.T>
▽主な業績予想(損益予想のみを含む)の下方修正=三機工<1961.T>、JエスコムH<3779.T>、クレハ<4023.T>、寺岡製<4987.T>
▽池上通信機<6771.T>、22年3月期の連結業績予想を下方修正、期末配当減額
▽主な決算発表=山崎パン<2212.T>、NSSOL<2327.T>、JT<2914.T>、MRO<3064.T>、メルカリ<4385.T>、ZHD<4689.T>、日電硝子<5214.T>、TOTO<5332.T>、コマツ<6301.T>、タダノ<6395.T>、日立<6501.T>、NEC<6701.T>、富士通<6702.T>、エプソン<6724.T>、アンリツ<6754.T>、アルプスA<6770.T>、スタンレー<6923.T>、ネットワン<7518.T>、JSP<7942.T>、明和産<8103.T>、東武<9001.T>、日立物流<9086.T>、SGHD<9143.T>、ANA<9202.T>
▽主な配当予想の修正=メディパル<7459.T>
*午後3時時点
提供:モーニングスター社