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12/29
15:09
カラダノート<4014.T>―インフィニティエージェント(東京都千代田区)とライフイベントマーケティング事業において業務提携。32円高の700円。
サイバーセキュリ<4493.T>―複数の省庁が12月、サイバー攻撃を受けた可能性があることが分かったと報じられ、サイバーセキュリティー関連株に思惑買い。基準値比88円高の1707円。
しまむら<8227.T>―みずほ証券が投資判断「買い」を継続した上で目標株価を17000円(前回は15000円)に引き上げ。60円高の1万2910円。
DCM<3050.T>―第3四半期累計(22年3−11月)の連結決算で営業利益3.3%減、純利益10.5%減に。18円安の1200円。
日プロ<9651.T>―第2四半期累計(22年6−11月)の連結決算で営業利益29.8%増も前日に6連騰で年初来高値に浮上していたこともあり、材料出尽くし感に。54円安の845円。
◎未確認情報などが含まれており、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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12/12
14:29
サイバーセキュリティクラウド(サイバーセキュリ)<4493.T>が続伸し、一時57円高の1909円を付けている。12日午前11時、ぜい弱性管理の自動化サービス「SIDfm VM」の新バージョンをリリースしたと発表、材料視された。
今回のアップデートではユーザの利便性向上を目的に、要望の多かった「Linux版VMエージェントのCMS対応」「データ取得用 API」などを中心にアップデートを行ったという。
午後2時28分時点の株価は、前週末比18円高の1870円。
提供:モーニングスター社
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11/7
16:34
サイバー攻撃のリスクが顕在化する中で、政府は内閣官房に防御の司令塔を設ける方向だ。自衛隊も要員を大幅に拡充する。命にかかわりかねない病院が被害に遭うなど、対策は待ったなしの状況にある。
<昨年件数は前年比85%増>
海外からのサイバー攻撃は増加の一途をたどっている。今年2月にはトヨタ自動車<7203.T>が、取引先の部品メーカーへの不正アクセスを理由に国内生産を一時停止。9月には政府系サイトがつながりにくい状況に陥った。また直近では、大阪市の大阪急性期・総合医療センターが攻撃を受け、ほとんどの診療のほとんどが続けられなくなった。影響が長期化する懸念もある。
サイバーセキュリティー製品を手掛けるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズによれば、昨年の国内のサイバー攻撃は前年比で85%増加した。代表的なウイルス「ランサムウェア」による被害件数は右肩上がりの状況にあり、官民の違いや業種、事業規模の大小を問わず備えを強化する必要に迫られる。
政府が内閣官房に設ける新組織は、既存の「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」を吸収した上で権限を拡大する。攻撃の兆候の探知や発信元の特定を積極化し、人員も民間ハッカーの登用を含めて検討している。実働部隊となる自衛隊も2027年度までに専門の人材を現在の約5倍の5000人に増やす方向だ。
<Sセキュリやグローセキュなど>
情報漏えいなどの被害が出やすいウェブサイトの防御で実績を持つのが、サイバーセキュリティクラウド(Sセキュリ)<4493.T>だ。サイバーセキュリティーソフト「攻撃遮断くん」は従来の手法では防げないウェブ上のアプリへの攻撃を封じ、独自に開発したAI(人工知能)を用いて検知が困難な攻撃も防ぐ。
グローバルセキュリティエキスパート(グローセキュ)<4417.T>はサイバー対策要員の人材育成に貢献する。メールを通じた攻撃への訓練サービスのほか、専門家の育成につながる教育講座を手掛ける。今3月期上期の営業利益(単体)は3.5億円(前年同期比65%増)と業績も好調だ。
デジタルアーツ<2326.T>はセキュリティー対策製品が民間企業や官公庁に採用されている。ラック<3857.T>は日本最大規模のネットワークセキュリティー監視センターを有する。民間企業や政府機関へのトレーニングで実績を持つバルクホールディングス<2467.T>や、FFRIセキュリティ<3692.T>、網屋<4258.T>なども押さえておきたい。
提供:モーニングスター社