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介護報酬が4月に引き上げられる。新型コロナウイルスの感染拡大によって苦境に立たされている事業者の収益改善が期待されるため、関連銘柄に関心が集まりそうだ。
介護報酬は介護事業者の収入単価に当たり、引き上げは収入増につながる。3年ごとに見直されており、前回の2018年度は全体でプラス0.54%上積みされた。今回はプラス0.65%と2期連続で増える。10月までの半年間は新型コロナ対策としてさらに0.05%が上乗せされる。
コロナ禍でサービスの利用を控える人が増え、介護事業者への逆風が強まっている。このため国は、報酬の引き上げで経営基盤強化を図る。この日は介護大手のツクイホールディングス<2398.T>が前日比5.4%高の563円まで買われたほか、ケアサービス<2425.T>は前日比100円ストップ高の764円まで急騰しするなど関連株が物色された。
このほか、デイサービスのソラスト<6197.T>はM&A(企業の合併・買収)によって事業を拡大する。今3月期上期の連結営業利益は31億円(前年同期比23%増)と増益を確保した。
また、介護施設の新型コロナ対策に絡み、カナミックネットワーク(=カナミックN)<3939.T>も浮上する。人材紹介のエス・エム・エス(=SMS)<2175.T>や介護用電動ベッドのプラッツ<7813.T>、ケア21<2373.T>などもマークしたい。
提供:モーニングスター社
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08:52
東京都が少子化対策として、出産に伴う一時金に10万円を上乗せする方針だと伝わった。現状では公的保険から原則42万円が支給されているが、電子クーポンで子供1人当たり10万円を積み増す方向だという。
関連銘柄は子育て用品のピジョン<7956.T>や西松屋チェーン<7545.T>のほか、育児、ヘルスケアアプリのカラダノート<4014.T>、母子手帳アプリのエムティア<9438.T>、子育て支援システムのカナミックN<3939.T>、子育て中の既婚女性の就労をサポートするSERIOH<6567.T>、不妊治療薬のあすか薬<4514.T>、富士製薬<4554.T>など。
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11/25
13:45
インスペック<6656.T>が前日比7.5%高の2850円まで値上がりした。株式新聞が25日付1面で、過去のデータから12月の師走相場でのパフォーマンスが良い小型株の1つとして紹介している。
インスペックは昨年12月に大きく上昇したほか、過去5年の師走相場の平均上昇率(11月末→12月末)が35%と高い。昨年は12月が大相場の入り口になった。このほか同紙は、カナミックネットワーク<3939.T>とエヌティティ・データ・イントラマート<3850.T>を取り上げている。
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11/19
08:22
識学<7049.T>は18日、カナミックネットワーク(カナミックN)<3939.T>との間で、事業提携を行うと発表した。
今回、医療・介護事業者の組織の「生産性向上」、ならび上場を目指す法人の組織改善を目的に、カナミックNと同社の双方で顧客紹介、共催セミナーの実施などで、上場を目指す企業を支援する為に業務提携を行うことを決定した。
18日終値は、前日比74円高の1476円。
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11/9
10:53
カナミックネットワーク(カナミックN)<3939.T>が急反発し、一時146円高の949円を付けている。前週末6日引け後、21年9月期の連結業績予想を発表。2ケタの営業増益見通しに、期末一括配当予想の増額計画を示し、好感された。
21年9月期業績は、売上高21億円(前期比11.6%増)、営業利益7億3000万円(同11.5%増)を予想。期末一括配当予想は2.5円(前期実績2円)に増額するとしている。地域連携の強化による医療・介護事業者への営業を持続するとともに、国や自治体と一体となった事業を進め業績を伸ばす方針。
20年9月期決算は、売上高が18億8100万円(前期は単体決算のため比較はなし)、営業利益が6億5400万円だった。
午前10時52分時点の株価は、前週末比101円高の904円。
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