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3/1
14:16
Ubicomホールディングス<3937.T>は1日、メディカル事業を手掛ける子会社エーアイエス(東京都文京区)の開発・提供する細胞培養工程管理システム「Mighty Trace System」について、国内最大級の細胞培養加工施設を擁する九州再生医療センターが導入したと発表した。
九州再生医療センターは、再生医療専門コンサルティングや細胞培養加工施設の運営を行うASメディカルサポート(福岡県福岡市)が新設した、培養から治療、リハビリまでをワンストップで提供することを目的とした再生医療特化型の複合施設。
一方、「Mighty Trace System」は再生医療などの細胞培養工程について一元管理を行い、細胞培養工程を可視化することにより、正確でスムーズな運用を支援する同社独自のソリューションシステム。同システムを利用すれば、高い安全性、トレーサビリティ(監査証跡)を確保できるため、グループ病院を含む多数の医療機関や培養受託施設での採用が進んでいる。
政府は再生医療を含むバイオテクノロジーの推進を「バイオ戦略」として国家戦略の柱の一つに掲げている。2030年には国内市場3.3兆円以上、海外市場58.6兆円以上に拡大する観測もあり、その中で日本が同分野での世界標準をリードし、世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目標としている。
こうした状況を受け、同社は今回の国内有数の再生医療施設が導入したことをきっかけに、同社商品のより一層の市場浸透、営業戦略の強化を図る意向だ。さらに、独自に培った再生医療を含む医療データベースや開発知見などの知財を活用した「三方(国家、医療機関、患者)よし」の医療DXソリューション開発を進め、同社が中・長期的ビジョンに掲げる「ニッチNo.1プラットフォーマー戦略」を医療、バイオテック領域においても推進していく。
同社が新たなメディカル戦略領域とする、再生医療分野におけるニッチNo.1戦略の今後の展開に注目したい。
提供:モーニングスター社
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2/10
17:11
Ubicomホールディングス<3937.T>は10日大引け後、2021年3月期の第3四半期累計(20年4−12月)決算を発表した。
連結業績は売上高31億700万円(前年同期比5.7%増)、営業利益6億3000万円(同29.5%増)、経常利益6億2200万円(同27.9%増)、純利益は4億3900万円(同30.8%増)となった。新型コロナウイルスの感染拡大の中でも積極的に高収益モデルへの変革を推進しており、第3四半期累計として営業利益、経常利益は過去最高益を更新した。
フィリピン子会社を活用したソリューション開発を手掛けるグローバル事業はピラー(主要)顧客からの売上とソリューションの受注が伸び、売上高は前年同期比3.9%の増加となった。フィリピンにおける従業員向け送迎車費用やリモート体制に移行するなどコロナ対応支出や戦略的投資を吸収したうえで、売上高営業利益率は16.9%と底堅く推移した。
エンタープライズ事業部においては積極的な人材投資が効果を上げ、金融・公共を中心とした新規および既存プロジェクトがさらに拡大した。コロナ禍におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化をチャンスととらえ、さらなる事業拡大に向け第3四半期(10−12月)から先端IT人材投資を中心に戦略的投資を実行している。
また、レセプト(診療報酬明細)点検ソフトウエア開発などのメディカル事業は新商品のレセプトチェックシステム「Mighty Checker EX」が寄与し、ストック売上高が順調に伸び、営業利益は前年同期比25.5%増となった。高収益サブスクリプション型ビジネスモデルを確立した上、プロジェクトごとの徹底した収益管理を実施していることで、売上高セグメント利益率が50.6%と利益率が向上した。
今後はさらなる高収益の実現に向け、直接販売の推進、価格政策の実行、ソリューションの重ね売り(顧客単価アップ)を推進する。そのため、人員強化のほか、保険会社向け新ソリューションの開発・横展開、データ分析(健保組合、学会など)、医療のデジタル化やデータ保全・セキュリティに関わる新事業の立ち上げなど、将来の更なるサブスク収益源の確保に向け、積極的な投資を継続する予定。
一方、保険業界DXの早期実現に向けたアライアンス(生命保険エコシステム構想)に合意し、保険ナレッジプラットフォームの横展開を開始した。オンラインセミナーや個別相談会を開催し、早期に保険業界全体への浸透を図る意向だ。さらに、来22年3月期のサービス開始に向け、同社のフィリピンエンジニアを活用した、クラウドプラットフォームAPI開発などを着々と進めている。
21年3月期業績予想は従来予想を据え置き、売上高44億3700万円(前期比9.9%増)、営業利益8億700万円(同14.0%増)、経常利益8億4000万円(同17.4%増)、純利益6億500万円(同13.4%増)を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響を織り込んだ上で、連続最高益更新の見通しだ。なお、同社予想はこれまで保守的な傾向があり、20年3月期業績が計画を上回って着地した経緯もあるため、21年3月期も計画の上ブレが期待される。
同社は利益バランスをみながら成長投資を果敢に実行しており、今後も同社が中長期ビジョンで掲げる「ニッチNO.1プラットフォーマー戦略」のさらなる推進に期待したい。
提供:モーニングスター社
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2/5
16:25
・発表日は変更になる場合もあります。
◆2月10日(水)
ミライトHD <1417.T>
中外鉱 <1491.T>
安藤ハザマ <1719.T>
高松G <1762.T>
ソネック <1768.T>
三住道路 <1776.T>
飛島建 <1805.T>
佐藤渡辺 <1807.T>
長谷工 <1808.T>
松井建 <1810.T>
銭高組 <1811.T>
鉄建建設 <1815.T>
三住建設 <1821.T>
大豊建 <1822.T>
奥村組 <1833.T>
東鉄工 <1835.T>
富士PS <1848.T>
森組 <1853.T>
熊谷組 <1861.T>
NIPPO <1881.T>
日道路 <1884.T>
若築建 <1888.T>
テノックス <1905.T>
日リーテック <1938.T>
協エクシオ <1951.T>
朝日工 <1975.T>
大気社 <1979.T>
協和日成 <1981.T>
セーラー広告 <2156.T>
nmsHD <2162.T>
イナリサーチ <2176.T>
森永菓 <2201.T>
森永乳 <2264.T>
滝沢ハム <2293.T>
Cキャット <2307.T>
博報堂DY <2433.T>
ADWAYS <2489.T>
宝HLD <2531.T>
プレミアムW <2588.T>
エフティG <2763.T>
プリメックス <2795.T>
日東ベスト <2877.T>
旭松食品 <2911.T>
ケンコーマヨ <2915.T>
価値開発 <3010.T>
海帆 <3133.T>
APHD <3175.T>
オイラ大地 <3182.T>
ウインパトナ <3183.T>
夢展望 <3185.T>
ダイドー <3205.T>
イントランス <3237.T>
日製麻 <3306.T>
アルファG <3322.T>
ワンダーCo <3344.T>
トラスト <3347.T>
テリロジー <3356.T>
アルファCo <3434.T>
特殊電極 <3437.T>
川田TECH <3443.T>
フェイスNW <3489.T>
フジコー <3515.T>
エコナクHD <3521.T>
プロスペクト <3528.T>
ダイニク <3551.T>
ピーバン <3559.T>
山喜 <3598.T>
パピレス <3641.T>
駅探 <3646.T>
じげん <3679.T>
FFRI <3692.T>
パシフィクS <3847.T>
三菱紙 <3864.T>
北越コーポ <3865.T>
大王紙 <3880.T>
ベネフィット <3934.T>
Ubicom <3937.T>
テイカ <4027.T>
提供:モーニングスター社
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1/25
10:05
25日午前10時時点の日経平均株価は前週末比136円73銭高の2万8768円18銭。前週末の米国株式は高安まちまちながら、朝方は今週後半から本格化する企業決算への期待感から買いが先行した。ただ、バイデン米政権が掲げる米経済対策法案成立への不透明感もあって、いったん下げに転じた。その後は、時間外取引の米株価指数先物高を支えに盛り返し、堅調に推移している。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1456、値下がり631。東証業種別株価指数では全33業種中、23業種が上昇している。値上がり率上位業種は、医薬品、石油石炭製品、非鉄金属など。値下がり率上位業種は、その他製品、情報通信、保険など。
午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・ユニオンツール<6278.T>
・マイクロニ<6871.T>
・イノテック<9880.T>
・ランド<8918.T>
・日電波<6779.T>
午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・スタティアH<3393.T>
・住友林<1911.T>
・Ubicom<3937.T>
・サニックス<4651.T>
・C&FロジH<9099.T>
提供:モーニングスター社
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12/18
09:51
◎東海東京証券(3段階・アウトパフォーム>ニュートラル>アンダーパフォーム)
メンバーズ<2130.T>――新規「アウトパフォーム」、2720円
ピックルス<2925.T>――新規「アウトパフォーム」、4260円
ラクーンHD<3031.T>――新規「アウトパフォーム」、2300円
Ubicom<3937.T>――新規「アウトパフォーム」、4200円
ミルボン<4919.T>――新規「アウトパフォーム」、7400円
ジーテクト<5970.T>――新規「アウトパフォーム」、2200円
グッドパッチ<7351.T>――新規「アウトパフォーム」、3600円
ゴールドウイン<8111.T>――新規「アウトパフォーム」、8900円
黒崎播磨<5352.T>――「ニュートラル」→「アウトパフォーム」、3460円→5000円
◎CLSAグループ(4段階・Buy>アウトパフォーム>アンダーパフォーム>Sell)
リクルートHD<6098.T>――「アウトパフォーム」→「Buy」、5100円→5100円
◎ジェフリーズ証券(3段階・Buy>Hold>アンダーパフォーム)
グレイス<6541.T>――新規「Buy」、9800円
提供:モーニングスター社