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16:21
政府は多くの時間を自宅で過ごす「ひきこもり」の増加を受け、本格的な対策に乗り出す。関連企業の商機につながりそうだ。
ひきこもりの定義は明確でないが、おおむね仕事や学校に行かず、家族以外との交流がほとんどない人を指す。その数は国内では既に100万人を超えるとみられている。
厚生労働省ではこれまで、相談センターの設置や個別訪問などを通じてひきこもりの人の社会復帰を促してきたが、支援体制が十分ではなく大きな成果には結び付いていない。ひきこもり年齢の上昇も深刻な課題となる中で、新たな施策が必要となる。自民党は昨年12月にプロジェクトチームを発足し、国への提言をまとめる方針だ。
社会復帰支援の関連サービスでは、ジェイック<7073.T>が脚光を浴びそうだ。同社は就職活動に出遅れた人材をトレーニングした後で企業に紹介する事業を展開する。インターネットでの面談や研修を積極活用しているため、ひきこもりの人にもマッチする。再就職支援では、パソナグループ<2168.T>やインソース<6200.T>なども浮上するほか、ビジネススキル研修でアルー<7043.T>もマークしたい。また、短期就労では、アルバイト情報のアルバイトタイムス<2341.T>や、コンビニエンスストアなどにパートやアルバイトを紹介するツナググループ・ホールディングス<6551.T>などが浮上する。
外部との交流をサポートする動きも広がりそうだ。リンクバル<6046.T>は「街コンジャパン」などを運営し、同じ趣味を持つ人が交流する場所を提供する。ひきこもりの増加は少子化の原因にもなるだけに、交際相手を探すマッチングアプリを対策に活用する流れも強まりつつある。この分野ではネットマーケティング<6175.T>やタメニー<6181.T>が関連銘柄として知られる。米国では、マッチングアプリを運営するバンブル<BMBL>が直近で新規上場し、強い買い人気を集めて急騰した。
提供:モーニングスター社
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09:42
パソナグループ<2168.T>の株価が3日まで3営業日続伸し、3日には前日比42円高と上伸して2000円台を回復してきた。25日移動平均線に対するマイナスカイ離幅はわずか2円程度にまで縮小していることから、終値で25日線を抜いてくれば、前年11月9日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成に向け、目先堅調な展開になりそうだ。週足でも今週には上値を抑えられていた右上がりの13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。
21年5月期連結業績は経常利益で前期比46%の増益見通しである。
提供:モーニングスター社
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17:16
パソナ<2168.T>
朝高後に下落。今5月期の連結営業利益予想を100億円から150億円(前期比42%増)に引き上げも、利益確定の動きが優勢に。
ウェブロック<7940.T>
急騰。いちよし証が新規にレーティング「A」(買い)で評価。フェアバリューは13日終値の2.6倍となる2000円とした。
☆上記の記事には未確認情報が含まれています。
提供:モーニングスター社
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09:32
パソナグループ<2168.T>が急落。13日引け後の決算発表で、21年5月期の連結業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比216円安の2014円まで値を下げている。
21年5月期上期(20年6−11月)は、売上高1649億600万円(前年同期比2.3%増)、営業利益108億200万円(同2.8倍)。新型コロナウイルス感染症の影響による新規人材需要の抑制で人材派遣事業や人材紹介事業の需要は減少したが、業務を外部委託するBPOサービスの需要が拡大し、感染症の拡大防止に関わる期間限定の案件も想定以上に増加。受託事業の効率運営による収益力の高まりもあり、営業利益は大幅に増加した。
これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の3100億円から3260億円(前期比0.3%増)に、営業利益を100億円から150億円(同41.8%増)にそれぞれ引き上げている。
提供:モーニングスター社
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07:48
▽シンワWH<2437.T>、21年5月期第2四半期(20年6−11月)の連結決算で、営業損益が黒字に転換
▽コックス<9876.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結決算で、損益が黒字に転換
▽インタライフ<1418.T>、21年2月期の連結業績予想をを下方修正
▽プラズマ<6668.T>、21年8月期第1四半期(20年9−11月)の連結決算は、増収ながら減益に
▽パソナ<2168.T>、21年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の3100億円から3260億円(前期比0.3%増)に、営業利益を100億円から150億円(同41.8%増)にそれぞれ引き上げ
▽パルGH<2726.T>、21年2月期第3四半期累計(20年3−11月)の連結14億5000万円(前年同期比81.9%減)と大幅減益だが、第3四半期(9−11月)に限ると営業利益は32億1100万円(同29.2%増)と増益に転じる
▽SFOODS<2292.T>、21年2月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の3300億円(前期比6.2%増)で据え置いたが、営業利益を80億円から118億円(同10.2%増)に引き上げ
▽エスプール<2471.T>、20年11月期の連結営業利益は22億2800万円(前期比38.9%増)で、従来予想を2億2800万円超過。21年11月期は営業利益25億円(前期比12.2%増)を計画
▽岡野バルブ<6492.T>、21年11月期の営業利益に2億1000万円(前期比42.7%増)を計画
▽サカタのタネ<1377.T>、21年5月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の617億円から648億円(前期比5.1%増)に、営業利益を60億円から72億円(同3.8%減)にそれぞれ引き上げ
▽ダイコー通産<7673.T>、21年5月期上期(20年6−11月)の単体業績は、売上高89億4400万円(前年同期比24.3%増)、営業利益5億3400万円(同72.5%増)で、営業利益は従来予想を2億1600万円超過
▽イワキ<8095.T>、20年11月期の連結営業利益は20億3500万円(前期比4.1%減)で従来予想を2億3500万円超過。21年11月期は営業利益26億円(前期比27.8%増)を計画
▽MV西日本<8287.T>、21年2月期の連結業績予想を上方修正。営業収益を従来の5500億円から5600億円(前期比3.1%増)に、営業利益を55億円から83億円(同3.0倍)にそれぞれ引き上げ
▽アイケイ<2722.T>、21年5月期上期(20年6−11月)の連結業績は、売上高110億9100万円(前年同期比25.9%増)、営業利益5億3400万円(同2.9倍)で、営業利益は従来予想を8300万円超過
▽主な決算発表=いちご<2337.T>、ディップ<2379.T>、ABCマート<2670.T>、魚喜<2683.T>、ジーフット<2686.T>、サーラ<2734.T>、フェスタリア<2736.T>、スターマイカ<2975.T>、トレファク<3093.T>、白鳩<3192.T>、コメダ<3543.T>、TSIHD<3608.T>、MITHD<4016.T>、イオンファン<4343.T>、東名<4439.T>、久光薬<4530.T>、東京個別<4745.T>、アメイズ<6076.T>、富士精工<6142.T>、セラク<6199.T>、サンデー<7450.T>、イオン北海道<7512.T>、エコス<7520.T>、サイゼリヤ<7581.T>、グラファイト<7847.T>、MV東海<8198.T>、イオンFS<8570.T>、乃村工芸<9716.T>、イオンディラ<9787.T>
▽主な月次=博報堂DY<2433.T>、物語コーポ<3097.T>
提供:モーニングスター社