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12/22
16:26
新型コロナウイルスをめぐる期待と懸念に、株式市場が一喜一憂している。ワクチンの接種開始が好材料視される一方で、欧米での「変異種」の登場が警戒感につながり、21日は日経平均株価が前週末比229円安まで売り込まれる場面があった。東京都の新規感染者数はこの日も392人と高水準が続き、リモートや衛生、巣ごもり消費といった物色テーマの息が長くなっている。
これまでに英国と米国で米ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まっている。また、米国では同国のモデルナのワクチンも許可された上、与野党が9000億ドル(約93兆円)規模の追加経済対策にも合意した。しかし、直後の日本株の好反応は限定的。高まる「第3波」にマーケットが逃げ腰になっている。
新型コロナの変異種については未確認情報が多いものの、感染力が極めて強いとされている。また、既存のワクチンの効力を不安視する見方もあり、市場の楽観論を吹き飛ばしかねない。
こうした中で底力を示しつつあるのが、ブイキューブ<3681.T>などのいわゆるウィズコロナの本命格だ。Vキューブの株価はこの日、軟調の地合いにあらがい前週末比3.6%高まで買われた。クリーンルームの日本エアーテック<6291.T>も下値を切り上げる動きを維持している。
EC(=Eコマース、電子商取引)店舗支援のBASE<4477.T>や、デリバリーの出前館<2484.T>も新型コロナ第1波、2波で大きく上昇し、このテーマの主力級の位置付けだ。
Jストリーム<4308.T>も有力銘柄の一つ。同社は企業向けに動画配信プラットホームを展開しており、インターネットを利用した「バーチャル株主総会」やネット展示会など、企業のIR(投資家向け広報)支援で商機をとらえる。高値圏でもちあう株価は新局面に入る可能性がある。
このほか、サージカルマスクの川本産業<3604.T>や、ビジネスチャットのChatwork<4448.T>、「業務スーパー」を展開する神戸物産<3038.T>なども継続してマークしておきたい。
コロナ対策関連株の上昇率
銘柄名・コード 上昇率(21日現在)
BASE<4477.T> 1179.1%
Jストリーム<4308.T> 790.3%
出前館<2484.T> 658.6%
Vキューブ<3681.T> 545.5%
山王<3441.T> 493.5%
ギグワークス<2375.T> 488.2%
ライトアップ<6580.T> 462.9%
GMOペパボ<3633.T> 435.1%
ヤーマン<6630.T> 394.0%
ツインバド<6897.T> 361.2%
川本産業<3604.T> 308.9%
エムスリー<2413.T> 303.7%
ITM<2148.T> 297.4%
ストリーム<3071.T> 282.6%
cotta<3359.T> 276.7%
PCNET<3021.T> 271.1%
IRJHD<6035.T> 270.3%
スノーピーク<7816.T> 260.2%
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12/10
08:32
政府が2025年の大阪・関西万博の基本方針として、会場を「未来社会の実験場」に位置付ける案をまとめたと伝わった。デジタル技術の積極を促し、リアルとバーチャルを融合させて世界中から多くの人々が参加できるようにするという。
展示会のバーチャル化に絡んでは、シャノン<3976.T>、ITM<2148.T>、Jストリーム<4308.T>、Vキューブ<3681.T>などが注目される。
提供:モーニングスター社
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12/1
09:42
アイティメディア(ITM)<2148.T>の株価が11月30日まで3連騰となっており、30日には前週末比144円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅も51円程度にまで縮小していることから、11月9日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも右上がりの26週移動平均線にサポートされて切り返し、今週には再び13週移動平均線を上回ってきたことから、中期的に3000円台回復を目指す動きが期待できそうだ。
提供:モーニングスター社
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11/11
10:10
11日午前10時時点の日経平均株価は前日比305円71銭高の2万5211円30銭。朝方は、買いが先行した。新型コロナウイルスワクチンの実用化期待が続き、10日のNYダウが続伸した流れを受け、一時2万5227円01銭(前日比321円42銭高)まで上昇した。その後は、高値圏でもみ合い商状となっている。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1416、値下がり663。東証業種別株価指数では全33業種中、28業種が上昇している。値上がり率上位業種は、保険、鉱業、不動産、非鉄金属、ガラス土石など。値下がりは5業種で、その他製品、空運、サービス、情報通信、金属製品。
午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・鈴木<6785.T>
・レオン自機<6272.T>
・物語コーポ<3097.T>
・学究社<9769.T>
・太平洋セメ<5233.T>
午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・ネクソン<3659.T>
・アクセル<6730.T>
・ランド<8918.T>
・オープンドア<3926.T>
・ITM<2148.T>
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11/11
07:43
ITM<2148.T>
テラ<2191.T>
MDV<3902.T>
すららネット<3998.T>
Jストリーム<4308.T>
ケネディクス<4321.T>
EduLab<4427.T>
JMDC<4483.T>
不二ラテ<5199.T>
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