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2018-04-20 14:11:00.0
2018-04-20 14:11:00.0
日鉄鉱業<1515.T>が急伸、一時500円高の6870円まで買われている。東京都が制定を目指す受動喫煙防止条例で従業員のいる飲食店は面積にかかわらず原則禁煙とする方針を固めたと各メディアが報じたことで、喫煙室用プラズマ脱臭機を販売する同社に買いが向かった。
ただ、完全に遮断するブースを設ければ喫煙を認め設置費用を都が助成する。従業員を雇っていない個人や家族経営の飲食店については屋内禁煙の対象外とするが、都内飲食店の8割以上が規制対象になり国の法案に比べ大幅な規制強化になる見通しで、6月に開会予定の都議会定例会に条例案提出を目指すという。
日鉄鉱は喫煙室用プラズマ脱臭機「プラズマダッシュ」を手掛けており、喫煙室から出る臭いを除去する需要増を期待した買いが入ったようだ。同社のプラズマ脱臭技術を搭載したプラズマダッシュは従来の分煙機で除去できなかった、たばこの臭いを大幅に低減。例えば、たばこ4本燃焼後の室内の臭い成分は9分で99%除去できるとする。
提供:モーニングスター社
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2018-04-12 15:51:00.0
2018-04-12 15:51:00.0
日鉄鉱業<1515.T>を見直したい。
新日鉄住金<5401.T>系の資源会社。国内最大規模の石灰石鉱山を持ち、チリで銅鉱山を開発し、銅精錬も手がける。このほか、環境関連製品、機械、不動産賃貸、太陽光発電など再生可能エネルギーでも展開している。
17年11月2日に18年3月期連結の経常利益を85億円から90億円(前期比20.4%増)へ、純利益は50億円から55億円(同24.5%減)に上方修正した。銅価の上昇による増収と、石灰石、砕石、タンカル(炭酸カルシウム)の採算が向上したことが奏功した。純減益予想となっているのは、税効果が一巡するため。ただ、第3四半期累計(17年4−12月)は引き続き鉱石、金属が好調に推移、それぞれ81億5200万円(前年同期比43.2%増)、51億2100万円(同10.8%減)と業績進ちょく率は順調で、通期業績再上ぶれ期待が高まりそうだ。
期末配当は40円(前々期末4円)の計画。17年10月1日に普通株式10株を1株とする株式併合を実施しており、実質的な配当は前期と同じ水準。期末には子会社が製造しているミネラルウォーター「仙人秘水」の株主優待もつく。
株価は“米中貿易戦争”懸念から売られてきたが、4月9日に5690円まで押してから底入れの動きを見せてきた。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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2018-04-05 09:48:00.0
2018-04-05 09:48:00.0
5日午前9時45分すぎの日経平均株価は、前日比200円程度高い2万1520円前後で推移。午前9時14分に、同265円34銭高の2万1584円89銭を付けた後、やや上値が重い展開となっている。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円70銭台で推移し、4日終値(106円20−22銭)よりも円安で推移していることも下支えとなっているようだ。
午前9時45分すぎの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・ヴィンクス<3784.T>
・シンニッタン<6319.T>
・PCI HD<3918.T>
・あみやき<2753.T>
・サイバーコム<3852.T>
午前9時45分すぎの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・マネックスG<8698.T>
・日鉄鉱<1515.T>
・JDI<6740.T>
・マクロミル<3978.T>
・タカキタ<6325.T>
提供:モーニングスター社